モヤモヤが続く日々
彼とのメッセージのやり取りを続ける中で、違和感はますます大きくなっていった。
彼の自慢話や過去の恋愛話が繰り返されるたびに、「このまま続けても大丈夫なのか?」という思いが頭をよぎる。
一方で、婚活をしている以上、一度の違和感で切り捨ててしまうのも良くないのではないかという葛藤もあった。そんな気持ちを抱えながら、彼とのやり取りを続けていた。
決定的な瞬間
ある日の夜、彼からこんなメッセージが届いた。
「そういえば、この前話したことなんだけど、Yo子さんには僕の成功にもっと興味を持ってほしいな。」
その言葉を読んだ瞬間、私の中で何かがはっきりとした。
「この人は、私と対等な関係を築くつもりはないのかもしれない。」
彼の言葉には、自分のことを理解してほしいという願いよりも、私を自分の話の聞き手として位置づけているようなニュアンスが感じられた。
別れを決意
私は冷静に彼とのやり取りを振り返り、これ以上関係を続けることに意味がないと判断した。
「自分にとって大切なのは、対等に話し合える関係。お互いを尊重し合える人を探すこと。」
そう心に決めて、彼に別れのメッセージを送った。
「これまでやり取りしていただきありがとうございました。ただ、価値観の違いを感じる部分が多く、これ以上関係を深めるのは難しいと判断しました。お互いに良い出会いがありますように。」
送信ボタンを押した瞬間、どこか心が軽くなるのを感じた。
婚活を続ける決意
彼との出会いは、決して無駄なものではなかった。むしろ、自分が本当に求めているものを再確認する良いきっかけになったと思う。
「次こそは、自分にとって本当に合う人と出会いたい。」
その思いを胸に、私は再び婚活を続けることを決意した。婚活は決して簡単ではないけれど、一つひとつの経験が次のステップに繋がっていく。
次回は、新しい出会いへの期待を胸に、婚活を再スタートさせるエピソードをお届けします!