期待に胸を膨らませて迎えた初デート
初デート当日。待ち合わせ場所のカフェに着くと、彼はすでに到着していた。
「こんにちは!Yo子さんですか?」
笑顔で挨拶してくれた彼の第一印象は悪くなかった。プロフィール写真と同じ爽やかな雰囲気で、一瞬「今回は大丈夫かも?」と思ってしまった。
しかし、席について数分後、違和感がじわじわと押し寄せてきた。
話題のチョイスが独特すぎる
彼の最初の話題は「最近買った高級腕時計の話」。
「これ、◯◯万円したんだけど、投資になるかなと思って。」
その後も、車の話、海外旅行の話と続き、どれも自分の成功を強調する内容ばかり。
「私のこと、何も聞いてこないな…」
気づけば、私の話はほとんど出てこないまま、彼の自慢話だけが延々と続いていた。
思わぬ行動にびっくり
話が一段落したところで、彼が突然こう言った。
「実は、このカフェで待ち合わせするの初めてじゃないんだ。」
「え、どういうこと?」と聞き返すと、彼は何の気なしに笑いながらこう続けた。
「前もここで別の女性と会ったんだけど、なんか合わなくてね。」
デート中に過去の相手の話をさらっと出すその感覚に、さすがに驚いた。これが普通なのか、それとも彼だけが特殊なのか、分からなくなった瞬間だった。
デートを終えて
デートが終わり、別れ際に彼がこう言った。
「今日は楽しかった。また次回も予定が合えば、別のカフェに行きましょう。」
その言葉自体は普通だったけど、私の心の中にはモヤモヤが残っていた。
「次回…本当にあるべきなのかな?」
楽しい部分もあったけれど、違和感が多すぎたデート。今後どうするかは、少し考える必要がありそうだ。
次回は、この彼とのメッセージのやり取りを通じて気づいたさらなるヤバさについてお話しします!